質問主意書

第180回国会(常会)

質問主意書


質問第五五号

北九州市等におけるPCB廃棄物の適正処理の確保に関する再質問主意書

右の質問主意書を国会法第七十四条によって提出する。

  平成二十四年三月七日

秋野 公造   


       参議院議長 平田 健二 殿



   北九州市等におけるPCB廃棄物の適正処理の確保に関する再質問主意書

 私が先般提出した「北九州市等におけるPCB廃棄物の適正処理の確保に関する質問主意書」(第百八十回国会質問第二八号)に対する答弁書(内閣参質一八〇第二八号)を受領したが、質問に対して明確な答弁がなされていない事項があることから、以下、再質問する。

一 政府は、PCB廃棄物処理施設内の作業従事者に対するPCBの暴露への安全対策及び健康管理対策について、日本環境安全事業株式会社における取組状況を答弁しているが、これらの安全対策及び健康管理対策は万全を期しているのか、政府の見解を示されたい。

二 私が視察した日本環境安全事業株式会社北九州事業所において、過去に作業員の血液中PCB濃度が、日本産業衛生学会が勧告している生物学的許容値(一リットル当たり二十五マイクログラム)を超えた者はいないのか、事実関係について政府の承知するところを示されたい。

  右質問する。