質問主意書

第177回国会(常会)

答弁書


答弁書第一七五号

内閣参質一七七第一七五号
  平成二十三年六月十日
内閣総理大臣 菅 直人   


       参議院議長 西岡 武夫 殿

参議院議員宇都隆史君提出平成二十三年五月二十六日の日米首脳会談における菅直人総理の発言に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。



   参議院議員宇都隆史君提出平成二十三年五月二十六日の日米首脳会談における菅直人総理の発言に関する質問に対する答弁書

一について

 御指摘の日米首脳会談における発言は、我が国政府を代表する立場にある内閣総理大臣として述べたものである。同発言については、第百七十七回国会における菅内閣総理大臣施政方針演説等を踏まえたものである。

二について

 御指摘の発言は、昨年十一月のアジア太平洋経済協力(APEC)首脳会議の際の日中首脳会談を経て、日中間で各種の政府間対話が実施されたことや、本年五月二十二日に行われた日中首脳会談において、両国は「戦略的互恵関係」の更なる深化のため協力を強化することで一致したこと等を踏まえたものである。