与那国島への陸上自衛隊部隊の配備に関する質問に対する答弁書：答弁本文：参議院

第177回国会（常会）

答弁書

答弁書第一五六号

内閣参質一七七第一五六号
　　平成二十三年五月二十七日

内閣総理大臣臨時代理　　　　　　　　　　　

国務大臣　枝野　幸男　　　

　　　　　　　参議院議長　西岡　武夫　殿

参議院議員糸数慶子君提出与那国島への陸上自衛隊部隊の配備に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。

　　　参議院議員糸数慶子君提出与那国島への陸上自衛隊部隊の配備に関する質問に対する答弁書

一から三までについて

　平成二十三年五月十二日に開催された自由民主党国防部会では、防衛省側から、「中期防衛力整備計画（平成二十三年度～平成二十七年度）」（平成二十二年十二月十七日閣議決定）において、「南西地域の島嶼部に、陸上自衛隊の沿岸監視部隊を新編し配置する」とされていること、また、当該記述を踏まえ、与那国島を含む先島諸島における陸上自衛隊の部隊の配置に向けた調査を行うため、平成二十三年度予算に約三千万円を計上していること等を説明したものである。与那国島を含む先島諸島への陸上自衛隊の部隊の配置については、現在防衛省において検討中であるところ、最終的には先に述べた調査の結果等を踏まえて決定されるものであり、御指摘のような「与那国島への陸上自衛隊部隊の配備計画」を表明したという事実はない。なお、関係自治体に対しても、累次の機会に先に述べた同部会における説明と同様の説明を行ってきているところである。