質問主意書

第177回国会(常会)

答弁書


答弁書第一五五号

内閣参質一七七第一五五号
  平成二十三年五月二十七日

内閣総理大臣臨時代理           
国務大臣 枝野 幸男   


       参議院議長 西岡 武夫 殿

参議院議員糸数慶子君提出普天間飛行場へのオスプレイ配備に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。



   参議院議員糸数慶子君提出普天間飛行場へのオスプレイ配備に関する質問に対する答弁書

一から三までについて

 政府としては、米海兵隊が公表している「MARINE AVIATION PLAN」において、現在普天間飛行場に配備されている回転翼機CH四六の部隊が、二千十三米国会計年度第一四半期から垂直離着陸機MV二二オスプレイ(以下「MV二二」という。)の部隊に代替されるとの計画が記述されていることは承知しており、将来において沖縄にMV二二が配備される可能性があることは認識しているが、現時点では、米国政府から我が国政府に対し、MV二二を沖縄に配備するという正式な通報は行われておらず、MV二二の沖縄への配備が確定しているわけではないと承知している。今後、米国政府から我が国政府に対して正式な通報がなされた場合、当然、地元にも伝達する考えである。

四について

 政府としては、普天間飛行場の移設問題について、同飛行場の危険性の一刻も早い除去に向け、平成二十二年五月二十八日の日米安全保障協議委員会の共同発表を踏まえ、沖縄の皆様に誠心誠意説明し、理解を求めながら取り組む考えである。