質問主意書

第177回国会(常会)

答弁書


答弁書第八五号

内閣参質一七七第八五号
  平成二十三年三月一日
内閣総理大臣 菅 直人   


       参議院議長 西岡 武夫 殿

参議院議員佐藤正久君提出ゲーツ米国防長官の米国議会下院軍事委員会公聴会における発言に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。



   参議院議員佐藤正久君提出ゲーツ米国防長官の米国議会下院軍事委員会公聴会における発言に関する質問に対する答弁書

一について

 御指摘のゲイツ米国国防長官の発言については承知しているが、外交上の個別のやり取りについて明らかにすることは、米国との関係もあり差し控えたい。

二について

 御指摘の鳩山前内閣総理大臣の発言については、政治家個人としてのものであり、その影響について一概にお答えすることは困難であるが、いずれにしても、政府としては、引き続き、沖縄の方々の御理解を得るべく全力を挙げて取り組む考えである。

三について

 御指摘の「在沖海兵隊グアム移転や米軍嘉手納基地以南の土地返還」については、昨年五月二十八日の日米安全保障協議委員会の共同発表において、普天間飛行場の代替の施設に係る進展に従い、具体的な措置を速やかにとることとされており、これを踏まえつつ、今後とも、沖縄に集中した基地負担の軽減を図るべく全力を挙げて取り組む考えである。