第177回国会(常会)
質問第一七五号 平成二十三年五月二十六日の日米首脳会談における菅直人総理の発言に関する質問主意書 右の質問主意書を国会法第七十四条によって提出する。 平成二十三年六月二日 宇都 隆史
参議院議長 西岡 武夫 殿 平成二十三年五月二十六日の日米首脳会談における菅直人総理の発言に関する質問主意書 平成二十三年五月二十六日の日米首脳会談について外務省は公式サイトで「日米首脳会談(概要)」と題した文書を公開している。そのなかで「菅総理から、先週、日中韓サミットを東京で開催した、昨年後半に比べ日中関係は改善の軌道にある、中国の発展が地域の平和と安全に建設的な影響を与えるよう、日米で連携していきたい旨述べた」とされている。 右の発言について以下のとおり質問する。 一 当該発言は、内閣を代表した総理としての発言か。閣議にかけて決定した方針に基づく認識を述べたものか。 二 総理は「昨年後半に比べ日中関係は改善の軌道にある」旨述べたが、それは、いかなる事実関係に基づく認識か。政府の見解を具体的に示されたい。 右質問する。 |