質問主意書

第176回国会(臨時会)

答弁書


答弁書第一三二号

内閣参質一七六第一三二号
  平成二十二年十二月七日
内閣総理大臣 菅 直人   


       参議院議長 西岡 武夫 殿

参議院議員横山信一君提出雪氷冷熱エネルギーの利用の促進に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。



   参議院議員横山信一君提出雪氷冷熱エネルギーの利用の促進に関する質問に対する答弁書

一から三までについて

 雪又は氷(冷凍機器を用いて生産したものを除く。)を熱源とする熱(以下「雪氷冷熱エネルギー」という。)を含む再生可能エネルギーの導入拡大は、エネルギー供給源の多様化や地球温暖化対策などの観点から、非常に重要であると認識している。
 そのため、政府としては、再生可能エネルギーを利用する設備の導入に対する助成措置を講じてきており、このうち雪氷冷熱エネルギーを利用する設備への平成十八年度から平成二十一年度までの間の交付実績額は約四億八千万円、平成二十二年度の交付決定額は約四千二百万円である。なお、お尋ねの「雪氷冷温倉庫」については、例えば北海道名寄市の餅米低温貯蔵施設、北海道風連町の農産物出荷調整利雪施設等への助成を行ったところである。
 平成二十三年度予算概算要求においては、再生可能エネルギーのうち熱を利用する設備の導入に対する助成措置として、十二億円を計上しているところであり、今後も、再生可能エネルギーの更なる導入拡大を図ってまいりたい。