質問主意書

第176回国会(臨時会)

答弁書


答弁書第四四号

内閣参質一七六第四四号
  平成二十二年十月二十六日
内閣総理大臣 菅 直人   


       参議院議長 西岡 武夫 殿

参議院議員山谷えり子君提出東シナ海ガス田「白樺」に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。



   参議院議員山谷えり子君提出東シナ海ガス田「白樺」に関する質問に対する答弁書

一について

 政府としては、中国側が掘削を行っている可能性はあると見られるが、現在、これを断定できる状況にはないと考えている。

二について

 政府としては、引き続き、中国側に対して、東シナ海における日中間の協力についての平成二十年六月十八日の合意の速やかな実施を働きかけているところであり、今後とも日本の国益の確保を前提として適切に対処していく考えであるが、お尋ねについては、今後の日中間の協議に支障を来すおそれがあることから、お答えを差し控えたい。

三及び四について

 白樺油ガス田における海洋構築物の写真を政府が対外的に公表することは、政府の情報収集の内容等について明らかにすることになり、今後の情報収集や外交交渉等に支障を来すおそれがあることから、差し控えたい。