第173回国会(臨時会)
答弁書第九五号 内閣参質一七三第九五号 平成二十一年十二月十一日 内閣総理大臣 鳩山 由紀夫
参議院議長 江田 五月 殿 参議院議員佐藤正久君提出普天間飛行場の移設問題に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。 参議院議員佐藤正久君提出普天間飛行場の移設問題に関する質問に対する答弁書 一及び五について 御指摘の日米合意は重く受け止めているが、仮定に基づくお尋ねについてお答えすることは差し控えたい。 二から四までについて 普天間飛行場の代替施設への移設及び同飛行場の返還については、現在、過去の日米合意などの経緯を検証しているところであるが、米国との関係等もあり、その内容に係る個々のお尋ねにお答えすることは差し控えたい。 いずれにせよ、普天間飛行場の代替施設への移設及び同飛行場の返還を含む在日米軍再編については、安全保障上の観点も踏まえつつ、過去の日米合意などの経緯も慎重に検証した上で、沖縄の方々が背負ってこられた負担、苦しみや悲しみに十分に思いをいたし、地元の皆様の思いをしっかりと受け止めながら、真剣に取り組んでいく考えである。 六について お尋ねについては、平成二十一年十一月十日の岡田外務大臣とルース駐日米国大使との会談における合意を受けて設置された普天間飛行場の代替施設に関する閣僚レベルのワーキング・グループを通じ、本件に係る問題を迅速に解決することにつき日米間で一致しているところである。 |