質問主意書

第170回国会(臨時会)

答弁書


答弁書第八七号

内閣参質一七〇第八七号
  平成二十年十一月十八日
内閣総理大臣 麻生 太郎   


       参議院議長 江田 五月 殿

参議院議員喜納昌吉君提出日本船がCIAの工作に使われたという報道に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。



   参議院議員喜納昌吉君提出日本船がCIAの工作に使われたという報道に関する質問に対する答弁書

一、五及び七について

 外務省において確認した範囲では、お尋ねの事件については、資料が残っていないため当時の状況等その詳細を把握できず、お答えすることは困難である。また、御指摘の報道を受けた形での詳細な事実関係の調査は、特に行っていない。

二について

 御指摘の報道は、承知している。

三及び四について

 お尋ねの「調査したことがあるか」については、記録が残っておらず、お答えすることは困難である。
 なお、船舶原簿によると、千九百六十四年当時、「ヤマシロ丸」と称する日本船舶は六隻存在していたが、船舶原簿の登録事項からはお尋ねの「ヤマシロ丸」を特定することはできないことから、お答えすることは困難である。

六について

 お尋ねについては、承知していない。

八について

 日本船が米国中央情報局(CIA)の工作に使われていたことは確認されておらず、仮定の質問にお答えすることは差し控えたい。