質問主意書

第164回国会(常会)

答弁書


答弁書第二五号

内閣参質一六四第二五号
  平成十八年二月二十八日
内閣総理大臣 小泉 純一郎   


       参議院議長 扇 千景 殿

参議院議員喜納昌吉君提出在沖米軍基地へのMV22オスプレイの配備に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。



   参議院議員喜納昌吉君提出在沖米軍基地へのMV22オスプレイの配備に関する質問に対する答弁書

一から五までについて

 政府としては、これまで、アメリカ合衆国(以下「合衆国」という。)政府に対し、御指摘の垂直離着陸機MV22オスプレイ(以下「MV22」という。)の沖縄への配備に関する合衆国政府の見解を累次にわたり照会してきているが、合衆国政府からは、現時点においてMV22の沖縄への配備について何ら具体的な予定は有していない旨の回答を得てきている。
 お尋ねにあるような仮定の議論等については、政府として、お答えすることは差し控えたい。
 MV22の事故については、合衆国政府の発表によって適宜事実関係を承知している。御指摘の「飛行の危険性」については、政府として、認識を述べる立場にない。

六について

 防衛庁が千九百九十年代半ばまでにMV22の購入を決定したという事実はなく、また、千九百九十年代半ば以降、MV22の購入を計画したこともない。