質問主意書

第163回国会(特別会)

答弁書


答弁書第一七号

内閣参質一六三第一七号
  平成十七年十一月四日
内閣総理大臣 小泉 純一郎   


       参議院議長 扇 千景 殿

参議院議員白眞勲君提出北朝鮮の鉱物資源の平和利用等に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。



   参議院議員白眞勲君提出北朝鮮の鉱物資源の平和利用等に関する質問に対する答弁書

一について

 政府は、北朝鮮における第二次世界大戦終結当時のウラン、マグネシウム、タングステン及び鉄鉱石(以下「ウラン等」という。)の正確な埋蔵量については、把握していない。

二について

 政府は、お尋ねの北朝鮮におけるウラン等の正確な使用状況については、把握していない。
 我が国としては、第四回六者会合に関する共同声明において北朝鮮が約束したすべての核兵器及び既存の核計画の放棄が不可欠であると考えており、今後、北朝鮮に対し、ウランを含む鉱物資源の使用状況等につき必要な情報の提供を求めるとともに、必要な検証措置等を実施するために、六者会合の参加国を含む他の関係国や国際原子力機関等と協力していく必要があると考える。