質問主意書

第158回国会(特別会)

質問主意書


質問第二号

北九州市における飲食店襲撃事件に関する質問主意書

右の質問主意書を国会法第七十四条によって提出する。

  平成十五年十一月十九日

平野 貞夫   


       参議院議長 倉田 寛之 殿



   北九州市における飲食店襲撃事件に関する質問主意書

 北九州市小倉北区で本年八月、飲食店「ぼおるど」に手榴弾が投げ込まれた事件について、逮捕時に死亡した被疑者の遺族への配慮という観点から、次のとおり質問する。

一 事件の概要について

1 事件発生当時の状況について、概要を示されたい。
2 その後の捜査状況について、説明されたい。
3 事件の動機、背景について、どのように考えているか。

二 被疑者について

1 手榴弾を投げ込んだとされる被疑者が死亡した状況、被疑者の死因を明らかにされたい。
2 被疑者が病院に運ばれた当時、福岡県警察は手錠を掛けていたか。
3 被疑者の遺体には、何者かによって首を絞められた跡はなかったか。
4 被疑者の遺族には、死亡について、どのように説明したか。

三 以上の点を踏まえ、逮捕時に被疑者が死亡に至った場合において、被疑者の遺族がその経過を正確に知ることができるような配慮が必要と考えるが、政府の見解を示されたい。

  右質問する。