第145回国会(常会)
質問第三〇号
豊橋市岩西地区における土地区画整理事業に関する質問主意書 右の質問主意書を国会法第七十四条によって提出する。 平成十一年八月十一日 木俣 佳丈
豊橋市岩西地区における土地区画整理事業に関する質問主意書 平成元年以来、豊橋市における国道一号拡幅工事計画と東三河環状道路計画を包括した岩西地区土地区画整理事業計画が立案されている。しかし、この計画全般に対して、本事業計画の対象地域内で一〇六九世帯中六〇一世帯に及ぶ地域住民が署名・捺印によって本事業計画に反対している事実が見られる。国道の拡幅は、本来ならば沿線住民に経済的な負担がなされないように計画されるべき性質のものと考える。しかしながら、本事業計画では、減歩という手段によって国道一号の拡幅を図っている。そこで、以下のとおり質問する。 一、国道一号拡幅工事計画について 1 岩西地区における国道一号拡幅計画の意義、拡幅する根拠、予算計画について示されたい。
二、国道一号拡幅工事を含む岩西地区土地区画整理事業計画について 1 豊橋市から、政府に対し国道一号拡幅工事を含む岩西地区土地区画整理事業計画が提出されていると聞くが、事実か否か示されたい。もし、事実とすれば、本計画の規模、計画道路の状況、予算、着工時期を含む内容について示されたい。
三、国道一号拡幅工事を含む岩西地区土地区画整理事業における都市計画決定について 1(1) 昭和三十年に、同地区内の五〇・五ヘクタールが都市計画決定されたと聞いているが事実か。もし、事実とすれば、計画決定までの経緯及びその内容について具体的に示されたい。また、この都市計画決定は、現在も法的に有効か政府の見解を示されたい。
2 昭和三十年に決定されたが、現在まで区画整理を含む事業化がなされていない都市計画決定を取り消すことはできないのか。できないとするならその法的な根拠を示されたい。 右質問する。 |