質問主意書

第121回国会(臨時会)

答弁書


答弁書第一号

内閣参質一二一第一号

  平成三年九月三日

内閣総理大臣 海部 俊樹   


       参議院議長 土屋 義彦 殿

参議院議員翫正敏君提出中東における機雷敷設状況に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。


   参議院議員翫正敏君提出中東における機雷敷設状況に関する質問に対する答弁書

一及び二について

 機雷敷設状況を含む機雷に関する諸情報については、政府は、ペルシャ湾に掃海艇を派遣している関係国から外交経路を通じて情報を得てきたところである。
 また、機雷の敷設位置については、いわゆる「多国籍軍」とイラク軍との間で行われた平成三年三月三日の会議において、イラク側から情報の提供があったものと承知している。

三について

NAVAREA IX航行警報によるペルシャ湾における機雷に関する航行警報は、平成二年八月から平成三年五月の間に合計十六回出されている。
 なお、同航行警報からは、これらの機雷がイラクの機雷であるか否か明らかでない。