第120回国会(常会)
答弁書第二六号
内閣参質一二〇第二六号 平成三年五月二十一日 内閣総理大臣 海部 俊樹
参議院議員翫正敏君提出掃海艇の中東派遣に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。 参議院議員翫正敏君提出掃海艇の中東派遣に関する質問に対する答弁書 一について 政府としては、おおむね北緯二十八度三十分以北かつ東経四十九度三十分以西のペルシャ湾海域に約千二百個の係維機雷及び沈底機雷が敷設されたとの情報を得ている。 二について 去る平成三年五月四日から同年五月十七日まで防衛庁及び外務省の職員をバハレーン、サウディ・アラビア等に出張させ、必要な調査等を行わせたところである。 三及び五について 現段階においては、我が国が機雷の除去を行う海域が具体的に特定されているわけではなく、また、機雷の除去にどれだけの期間を要するかについても、確たることは申し上げられない。 四について 我が国の掃海艇等の派遣は、我が国が自主的に決定したものであり、他国から派遣についての要請はない。 |