質問主意書

第120回国会(常会)

答弁書


答弁書第一六号

内閣参質一二〇第一六号

  平成三年三月一日

内閣総理大臣 海部 俊樹   


       参議院議長 土屋 義彦 殿

参議院議員上田耕一郎君提出国立西が丘競技場に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。


   参議院議員上田耕一郎君提出国立西が丘競技場に関する質問に対する答弁書

一及び二について

 国立スポーツ科学センター(仮称)については、各方面の提言を踏まえ、昭和六十三年に従来の国立総合体育研究研修センター(仮称)構想の再検討を行い、競技力向上のためのスポーツ科学の研究、科学的トレーニングの場の提供等を行う施設として構想し、その早期設置を図ることとした。
 国立スポーツ科学センター(仮称)の建設予定地については、当初の旧東京教育大学体育学部跡地では、設置主体である日本体育・学校健康センターの施設が更に分散することになり管理運営上の問題が生じること、用地の状況から建設に当たって種々困難な点があること等の理由により、現に日本体育・学校健康センターが設置している国立西が丘競技場の用地に変更したものである。

三について

 現在のところ、具体的な利用計画は決まっていない。

四及び五について

 国立西が丘競技場の用地に国立スポーツ科学センター(仮称)を建設した場合における地域住民の施設利用については、同競技場の従来の経緯等も勘案しつつ、今後、検討を行ってまいりたい。