質問主意書

第116回国会(臨時会)

答弁書


答弁書第一号

内閣参質一一六第一号

  平成元年十月十七日

内閣総理大臣 海部 俊樹   


       参議院議長 土屋 義彦 殿

参議院議員塩出啓典君提出広島大学の統合移転促進に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。


   参議院議員塩出啓典君提出広島大学の統合移転促進に関する質問に対する答弁書

一について

 広島大学の東広島市西条地区への移転については、昭和五十四年度から施設の整備に着手し、これまでに工学部、生物生産学部及び教育学部の移転が完了したところである。現在、理学部の施設整備を進めており、今後とも円滑な移転に努めてまいりたい。

二について

 広島大学の本部キャンパスの移転後の利用計画については、地元地方公共団体等と十分協議してまいりたい。
 また、移転に伴う用地取得費については、従来から借入金を活用しているところである。

三について

 大学の教育研究の在り方については、それぞれの大学において創意工夫を講じつつ自主的に検討すべき事柄であるが、政府としても移転後の広島大学における教育研究が一層充実されるよう努めてまいりたい。