質問主意書

第102回国会(常会)

答弁書


答弁書第五〇号

内閣参質一〇二第五〇号

  昭和六十年七月十二日

内閣総理大臣 中曽根 康弘   


       参議院議長 木村 睦男 殿

参議院議員秦豊君提出極東での信頼醸成措置をめぐるソ連側の新たな提案に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。


   参議院議員秦豊君提出極東での信頼醸成措置をめぐるソ連側の新たな提案に関する質問に対する答弁書

一及び二について

 ソ連が、御指摘の提案を含め極東における信頼醸成の重要性を説くのであれば、北方領土における軍備増強やアフガニスタンへの軍事介入等、信頼醸成を困難にするようなソ連の行動がまず是正されるべきであると考える。

三及び四について

 ソ連の新聞等において御指摘のような論評のあることは事実であるが、これらは、事実をわい曲した一方的な見方であると考える。