第101回国会(特別会)
答弁書第一二号
内閣参質一〇一第一二号 昭和五十九年五月八日 内閣総理大臣 中曽根 康弘
参議院議員喜屋武眞榮君提出「防衛施設周辺の生活環境の整備等に関する法律」の運用に関する再質問に対し、別紙答弁書を送付する。 参議院議員喜屋武眞榮君提出「防衛施設周辺の生活環境の整備等に関する法律」の運用に関する再質問に対する答弁書 一について 住宅の防音工事の助成に関し、御指摘のような差異があることは認識している。 二から四までについて 区域指定前に建設された住宅と区域指定後その区域に障害を承知して建設された住宅との間における防音工事の助成に関する差異が必ずしも不合理なものとは解されず、現時点でその差異につき格別の措置を採ることは考えていない。 五について 昭和五十九年三月三十一日現在、嘉手納飛行場周辺における住宅防音工事の助成の実施状況は、次のとおりである。 なお、現時点においては、嘉手納飛行場周辺における住宅防音工事の助成の措置を完了する時期を明らかにすることはできない。 六について 政府としては、限られた財源の下で、嘉手納飛行場等防衛施設の周辺における防音工事の助成の対象となる住宅について助成措置を推進していくことがまず先決であると考えている。 |