質問主意書

第91回国会(常会)

答弁書


答弁書第二一号

内閣参質九一第二一号

  昭和五十五年五月二十日

内閣総理大臣 大平 正芳   


       参議院議長 安井 謙 殿

参議院議員二宮文造君提出元陸海軍従軍看護婦の処遇に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。


   参議院議員二宮文造君提出元陸海軍従軍看護婦の処遇に関する質問に対する答弁書

一から三までについて

 旧陸海軍従軍看護婦については、旧日本赤十字社救護看護婦と雇用の形態に制度上の差があつたこと等により、それらに対する処遇と同様な措置を講ずることは困難であると考えるが、お尋ねの諸点については、昭和五十五年度において旧陸海軍看護婦の実態調査を実施しできる限り早期に結果をとりまとめることとしており、その結果を踏まえ引き続き検討してまいりたい。
 なお、右の実態調査は、旧陸海軍看護婦の実態は握に必要な資料を得ることを目的とするものである。