第85回国会(臨時会)
答弁書第五号
内閣参質八五第五号 昭和五十三年十月二十七日 内閣総理大臣 福田 赳夫
参議院議員藤原房雄君提出環境緑化に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。 参議院議員藤原房雄君提出環境緑化に関する質問に対する答弁書 一について 環境緑化は、国民の生活環境を保全する上で必要なものと考えており、そのため、広く国土の緑化という観点で施策の充実と緑化思想の浸透に努めているところである。
二について 本年においては、干ばつ等の事由により街路樹等の緑化木についてかなりの立ち枯れが生じている事例が報告されているところであり、目下この実態のは握に努めているところである。
三及び四について 都市地域、積雪寒冷地域等の緑化は、その環境条件の特殊性から、生態系、植物特性、造林、造園等の幅広い分野からの総合的な取り組みが必要であり、このような見地に立つて地域の立地条件に適した緑化木の選定及び緑化技術の開発等に努めているところである。 |