質問主意書

第81回国会(臨時会)

答弁書


答弁書第四号

内閣参質八一第四号

  昭和五十二年八月九日

内閣総理大臣臨時代理             
国務大臣 西村 英一   


       参議院議長 安井 謙 殿

参議院議員喜屋武眞榮君提出沖繩県における未買収道路用地(潰地)に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。


   参議院議員喜屋武眞榮君提出沖繩県における未買収道路用地(潰地)に関する質問に対する答弁書

 沖繩県における未買収道路用地(つぶれ地)の処理すべき面積は、国道で約二百七十五万平方メートル、県道で約百八十一万平方メートルである。
 復帰後昭和五十二年度末までの処理済み及び処理予定は、合計約百十四万七千平方メートル、うち国道約七十三万二千平方メートル、県道約四十一万五千平方メートルであつて、それぞれ処理必要量の約二十七パーセント及び約二十三パーセントであり、これに要した経費は、累計国道分約三百三十億円、県道分約八十四億円である。
 今後、できるだけ早期に、この処理を終了し得るよう、格段の努力を続けてまいりたい。
 また、市町村道のつぶれ地については、昭和四十七年度から五十二年度末までの六箇年間に累計四億円余の調査費を投入して調査を続行中である。したがつて、これをどのような形で処理するかについては、調査結果を集約整理した上で、その処理方針を定めるべきものであると考えている。