第77回国会(常会)
答弁書第一四号
内閣参質七七第一四号 昭和五十一年五月十八日 内閣総理大臣 三木 武夫
参議院議員秦豊君提出いわゆる「基盤的防衛力」に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。 参議院議員秦豊君提出のいわゆる「基盤的防衛力」に関する質問に対する答弁書 一について 「基盤的防衛力」の構想は、防衛庁長官が、昭和五十二年度以後の防衛力整備計画案の策定に際し、防衛庁における「平和時の防衛力」を含む過去の各種研究成果に基づき、従来の基本的な考え方を発展させ、我が国の防衛力が保持すべき態勢を明確にし、合理的かつ現実的な具体的整備目標を検討するための大枠の基準を明示したものである。 二から五までについて 「基盤的防衛力」の具体的な規模、内容等は、現在防衛庁において検討している段階であり、次期対潜機の必要機数等もその一環であり、各各の質問の点は、現在回答できる状況に至つていない。 |