質問主意書

第76回国会(臨時会)

答弁書


答弁書第九号

内閣参質七六第九号

  昭和五十年十月十四日

内閣総理大臣 三木 武夫   


       参議院議長 河野 謙三 殿

参議院議員野末陳平君提出マツクイムシの被害に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。


   参議院議員野末陳平君提出マツクイムシの被害に関する質問に対する答弁書

一、について

 最近における松くい虫による被害は、昭和四十八年度の高温寡雨等の異常気象のため急激に増加し、同年度以降九州及び瀬戸内地方を中心に年間百万立方メートルを超す被害量となつている。
 また、ここ数年の年度別都道府県別被害量は、別表のとおりである。

二、について

 松くい虫による被害については、森林病害虫等防除法に基づく駆除命令、立入検査等の措置を講ずることにより積極的にその防除に努めているところである。
 今後においても、予防事業を拡充強化して被害の未然防止に努めるとともに、被害木の早期伐倒駆除等により防除の徹底を図つてまいりたい。

別表 松くい虫の年度別都道府県別被害量 1/5

別表 松くい虫の年度別都道府県別被害量 2/5

別表 松くい虫の年度別都道府県別被害量 3/5

別表 松くい虫の年度別都道府県別被害量 4/5

別表 松くい虫の年度別都道府県別被害量 5/5