質問主意書

第75回国会(常会)

質問主意書


質問第一六号

沖繩県南大東村の港湾整備に関する質問主意書

右の質問主意書を国会法第七十四条によつて提出する。

  昭和五十年六月二十四日

喜屋武 眞榮   


       参議院議長 河野 謙三 殿


   沖繩県南大東村の港湾整備に関する質問主意書

 いうまでもなく、全国の離島は極めて悪い自然的・社会的条件の制約下にある。沖繩県南大東村の場合もその例外ではなく、特に港湾事情の劣悪さは村の発展阻害の一大要因である。村当局の調査では、主要港たる「西港」は風向次第で年間の三分の一に当る日数が荷役不可能となり、又その他の「亀池港」「北港」もハシケ利用による沖合荷役しか行えないということである。
 そこで左の点につき、政府の見解を伺いたい。

一、常時接岸可能な完全な港の築港の計画はあるか。あるとすればいつ頃か。

二、また、現有港湾の整備拡充計画はあるか。あるとすればその内容を示して貰いたい。

  右質問する。