第16回国会(特別会)
答弁書第一号 内閣参質第一号 昭和二十八年六月十二日 内閣総理大臣 吉田 茂 参議院議長 河井 彌八 殿 参議院議員成瀬幡治君提出駐留軍及び保安隊の演習地接収に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。 参議院議員成瀬幡治君提出の駐留軍及び保安隊演習地接収に関する質問に対する答弁書 一、駐留軍の施設として提供された所の情況 イ、使用目的 ロ、場 所 右(イ)(ロ)については昭和二十七年七月二十六日付「官報」にて公表された「日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障条約第三条に基く行政協定第二条に依り在日合衆国軍に提供する施設及び区域」の第一次リスト及びそれ以降随時「官報」で公表された第十一次までのリストを参照せられたい。 「参考」 (一)陸上演習場として、使用細目につき合意成立して提供しているもの二十二件、使用の継続を容認したもの(但し使用細目目下交渉中)十九件、新たに提供方を要求され目下検討中のもの五件(下記二ノロノ(6)参照)提供を拒否したもの五件である。(別表一参照) (二)飛行場については、現在提供中のものは四十四件である。(別表二参照) ハ、接収面積
二、駐留軍の施設として提供を要求されているもの イ、使用目的 ロ、場 所
右の要求面積の総計は六九、八八三、五八三坪(但し福岡湾水上機発着場の水面を除く) 「注」 右の他、宮城県都井岬他十三件の通信施設の要求があるが、通信施設に関しては公表しないことになつている。 三、保安庁で演習場及び飛行場として取得した土地は、まだ存在していない。現在その取得について折衝中のものは次のものである。 高良台演習場(内野地区を除く。)
別表一 陸上演習場 1/2 別表一 陸上演習場 2/2 別表二 1/2 別表二 2/2 (答弁書第一号) 参議院議員成瀬幡治君提出駐留軍及び保安隊の演習地接収に関する質問に対する答弁書中正誤 一、のハ、接収面積の部の各坪数は、別紙のとおりとなるべきの誤 ハ、接収面積
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