第12回国会(臨時会)
質問第五号 外地における戦犯者の引揚措置に関する質問主意書 右の質問主意書を国会法第七十四条によつて提出する。 昭和二十六年十一月七日 青山 正一 参議院議長 佐藤 尚武 殿外地における戦犯者の引揚措置に関する質問主意書 外地における戦犯者については、講和条約の成立に伴い、当然何等かの措置が講ぜられることと考えるが、 (一) フイリツピンにおいて、死刑を言渡され、目下減刑を伝えられている戦犯者について、どんな措置がとられるか。 (二) 濠洲マヌス島において既に服役を終つた者は、何時頃帰還し得るか。 (三) フイリツピン、マヌス島その他において現に服役中の戦犯者の引渡方について、何等かの措置がとられるか。 以上の三点につき、政府の具体的見解を承わりたい。 |