第3回国会(臨時会)
答弁書第二十二号 内閣参甲第一八六号 昭和二十三年十一月三十日 内閣総理大臣 吉田 茂 参議院議長 松平 恒雄 殿 参議院議員小川友三君提出ベルト工業に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。 参議院議員小川友三君提出のベルト工業に関する質問に対する答弁書 現在ゴムベルトの生産に関してはその重要性にかんがみゴム工業中最優先の取扱をなし、現下資材事情の下において許容し得る最大限度の生産計画を樹立し、その実現につとめている。しかしながら繊維の割当は全体必要数量の七〇%程度である。且つ又繊維工場の織上りが種々の事情により延滞し、又生ゴムについてもその輸入状況が最近一時悪化したため現物化が遅れている実情である。 電力事情についても三、四半期中央割当工場(一一四)に対しては二、二〇〇万キロワツトの割当をなし、特にその需要の充足に万全を期している次第である。 (参考)二三年度第一、四半期より二三年度第三、四半期までの割当量 記 (単位 ゴム量トン)
記
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