質問主意書

第3回国会(臨時会)

質問主意書


質問第二十号

貿易に関する質問主意書

右の質問主意書を国会法第七十四条によつて提出する。

  昭和二十三年十一月十八日

小川 友三      

       参議院議長 松平 恒雄 殿



   貿易に関する質問主意書

一、政府は真に国家再建の計画があるなら貿易に対する一貫せる方針を取るべきであるが、外国注文品と内地品の公定価格の取扱いに落度がある。貿易業者は外国より注文を(公)以上にて受けなければ日本商品として世界的品物が出来ないのに(公)で押いて(公)以上の値の貿易を停止しておるのは、一貫せる誠意がないからである。右所見を問う。

  右質問に対し速かなる答弁を要求する。