質問主意書

第2回国会(常会)

答弁書


答弁書第百二十四号

内閣参甲第一三一号
  昭和二十三年六月十一日

内閣総理大臣 芦田 均      


       参議院議長 松平 恒雄 殿

参議院議員岡村文四郎君提出国内産飼料作物種子及内外産緑肥作物種子の配給統制に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。



   参議院議員岡村文四郎君提出国内産飼料作物種子及内外産緑肥作物種子の配給統制に関する質問に対する答弁書

 配給飼肥料の需給、その他の事情から飼肥料作物種子の需要は甚だしく増加しているが、供給がそれに伴わないため、種子の価格は昂騰し品質の粗悪なものまでが売買されている現況にある。又飼肥料作物種子は、その生産地が偏在していて必要な地域に充分供給出来ないのである程度の統制を必要とする。そのため従来は自主的統制を民間団体が行つて来たが独占禁止法によつて、この方法による統制は不可能となつたのでこれに代るものとして、内外産飼肥料作物種子を、飼料公団又は肥料公団に統制せしめることを研究中である。