質問主意書

第2回国会(常会)

答弁書


答弁書第八十三号

内閣参甲八三号
  昭和二十三年四月二十七日

内閣総理大臣 芦田 均      


       参議院議長 松平 恒雄 殿

参議院議員小川友三君提出国道、県道改修促進に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。



   参議院議員小川友三君提出国道、県道改修促進に関する質問に対する答弁書

一、国道、府県道改良事業は昭和二十一年度以来公共事業として失業労務を吸収するを目途に就労対策を織り込んで現在実施中である今後も左様考えている。

二、道路の改良は経済再建上極めて喫緊を要するものであるが政府財政の都合がありその改良において見るべきものが無いのは遺憾であるなお本年度予算については後日御審議を願いたいと思う。
 又大土木事業計画を実現するとすれば初年度たる二十三年度においては道路改良費六十億三千八百四十三万円を要することとなる勿論地方事業助成費を含む。