質問主意書

第2回国会(常会)

答弁書


答弁書第三十九号

内閣参甲第四一号
  昭和二十三年三月二十五日

内閣総理大臣 芦田 均      


       参議院議長 松平 恒雄 殿

参議院議員小川友三君提出薬局営業税廃止に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。



   参議院議員小川友三君提出薬局営業税廃止に関する質問に対する答弁書

 御承知のように地方財政は極度に窮迫しております、これを救うにはいやしくも担税力があると認められるところからは、ひろく収入を求めて行くより外はないと考えています。
 現行地方税営業税は国税営業税をそのまま踏襲しているのでありますが、この営業税の範囲は縮少するよりも寧ろ拡張して行かねばならない地方財政の情況でありますので、薬剤師による薬品の販売も従来同様物品販売業として課税することは已むを得ないと考えます。