質問主意書

第2回国会(常会)

答弁書


答弁書第十五号

内閣参甲第一七号
  昭和二十三年二月六日

内閣総理大臣 片山 哲      


       参議院議長 松平 恒雄 殿

参議院議員小川友三君提出国家公務員に対する配給に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。



   参議院議員小川友三君提出国家公務員に対する配給に関する質問に対する答弁書

 国有鉄道現場従事員に対しては被服類貸与規定に基ずいて接客方面従事員には制服を、その他の従事員には作業衣を貸与しており、その着数及び貸与年限は作業の繁閑に応じて定めてある。列車荷扱手には制服の他作業の特殊性に応じて荷扱用前掛を貸与する等の措置を購じている。この点で被服貸与については機関区従事員、列車荷扱手等均衡がとれているものと考える。
 唯繊維資源逼迫の折、被服類の貸与年限は極度に延長されているために被服の損耗も激しくなつているがこの点は繊維事情の好転と睨み合せて善処したい。
 なお、国家公務員に対する配給に関しては今後共遺憾のないよう努力したい。