質問主意書

第2回国会(常会)

質問主意書


質問第四十七号

電話の無い自治警察に関する質問主意書

右の質問主意書を国会法第七十四条によつて提出する。

  昭和二十三年三月二十九日

小川 友三      

       参議院議長 松平 恒雄 殿



   電話の無い自治警察に関する質問主意書

一、国家警察と自治警察が同居しておるのが大部分であるが、部屋を板又は壁で仕切つてあるが、自治警察の方は署長室にも、一般室にも電話の無い警察が大部分で、国家警察の電話を借用しておる非能率の代表的なものだ、四十八時間に犯人取調べの時代に国家警察で使用しておれば、使えない電話は至急全国的に新設すべきであるが政府の処見を問う。

二、全国の電話の未開通の自治警察数及其れが政府補助の金額等を問う。

三、政府は貸電話を公認致しておるかどうか処見を問う。

  右質問に対し速かなる答弁を要求する。