質問主意書

第2回国会(常会)

質問主意書


質問第十九号

古物商業人同志の取引に関する質問主意書

右の質問主意書を国会法第七十四条によつて提出する。

  昭和二十三年一月二十七日

小川 友三      

       参議院議長 松平 恒雄 殿



   古物商業人同志の取引に関する質問主意書

一、古物商人が竹の子生活の多い今日素人より買入れておるが其の店舗により売れる品が売れない品があるので古物商の免許のある人々のみが、交換会を開いて交換する事が全国に行われておるが、県によりこの交換会を許可制である所もあり届出制の県もあるが、届出制が良く正しいと信ずるが政府の所見を問う。

一、古物商同志の交換会は数人程度にてやる行為にて許可制度は無益であると信ずるが政府の所見を問う、許可制の県は許可の為(ワイロ)を有形、無形取る為にやつておる風聞が多く悪政の叫びが多いが如何。

  右質問に対し答弁を要求する。