質問主意書

第1回国会(特別会)

答弁書


(答弁書第五十二号)昭和二十二年九月二十五日配付

内閣参甲第六二号
  昭和二十二年九月二十三日

内閣総理大臣 片山 哲      


       参議院議長 松平 恒雄 殿

参議院議員小林勝馬君提出鍼、灸、按、マツサージ業者に対する大学専門教育機関設置に関する質問に対し別紙答弁書を送付する。



   参議院議員小林勝馬君提出鍼、灸、按、マツサージ業者に対する大学専門教育機関設置に関する質問に対する答弁書

 鍼、灸、按、マソサージ医術は、永い伝統を持つ特殊技術であるが、学理的に未だ十分究明せられていないことは、御承知の通りである。将来これを学問的に研究し体系づけて、それに基いて技術者が養成されることは、望ましいことであるが本来の医学教育との関聯もあり、今早急にそれらの養成機関としての大学専門学校等を設置する考えは持つていない。