質問主意書

第1回国会(特別会)

答弁書


(答弁書第二十九号)昭和二十二年八月十六日配付

内閣参甲第三二号
  昭和二十二年八月十五日

内閣総理大臣 片山 哲      


       参議院議長 松平 恒雄 殿

参議院議員小川友三君提出の医薬品公定価格改正に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。



   参議院議員小川友三君提出の医薬品公定価格改正に関する質問に対する答弁書

 御説の通り医薬品は、国民保健衛生上極めて重要なものでありますので、その公定価格の決定に当りましては、従来とも特に適正を期し、去る六月二十日には製造原価の値上りのため従来の価格を平均二倍程度に引き上げましたが、今回の新価格体系に基く価格については、原材料である化学工業品の価格を近く改訂する見込であるので、それを俟つて、生産者の立場をも考慮の上適正にこれを決定したい考えであります。