質問主意書

第1回国会(特別会)

質問主意書


(質問第二十四号)昭和二十二年八月八日配付

外交問題に関する質問主意書

右の質問主意書を国会法第七十四条によつて提出する。

  昭和二十二年八月七日

小川 友三      

       参議院議長 松平 恒雄 殿



   外交問題に関する質問主意書

一、第一回国会において外務大臣から外交問題に関する明確なる声明が今日に至るもない。今後本会期中に声明するか如何。

二、敗戦後日本を救済して各方面に一大尽力せるは、第一位が米国であると日本人全部は信じている。この米国に対し、政府として何等かの意思を表明する考えはないか。

三、貿易再開後我が輸出の第一位の金額をしめると思われる国は、何国であるか。

四、米国以外に対日長期クレジツトの見込のある国があるか。

  右に対する政府の所見を速かに書面又は口頭で答弁せられたい。