| 新件番号 | 892 | 件名 | 国立病院の機能強化に関する請願 |
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| 要旨 | 国立病院は公的病院の中で唯一四十七都道府県にあり地域医療を始め民間では担えないセーフティーネット・不採算医療を展開し、新型コロナなどの感染症対策や災害時の医療支援など、国民の命のとりでとしての役割を担っている。しかし、その運営は自収自弁が大原則とされ診療事業に係る国からの運営費補助などの財政支援は一切行われていない。昨今、医療機関の経営はコロナ禍を経て患者数減少や医療資材などの材料費の高騰を受け、どこも厳しい現状に置かれているが、取り分け国立病院はコロナ禍で患者受入れのための専用病床拡大や全国の感染拡大地域への職員派遣など、国からの直接の指示に対応したことで特に厳しい状況に置かれている。また、採用を上回る離職の影響で人員不足や病床削減なども続いている。このような状況では国民・地域から求められる医療体制を整えることが困難なばかりか、新たな感染症拡大や災害時医療支援も困難になる。第二百十七回通常国会において、国立病院の機能強化に関する請願が衆参両院において全会派一致で採択された。国立病院が地域において求められる役割を十分に果たし、誰もが、いつでも、どこでも、安心して医療が受けられるよう求める。 ついては、次の事項について実現を図られたい。 一、国民の命を守るセーフティーネットとしての役割を確実に果たし、地域医療の充実を図るため、国立病院の機能を強化すること。 二、全国ネットワークをいかし、国立病院が新興感染症や災害時において、十分な役割を発揮できるよう対策を講じること。 三、第二百十七回国会での請願採択を踏まえ具体的対策を講じること。 | ||