| 新件番号 | 667 | 件名 | 私立幼稚園・認定こども園を始めとした幼児教育の充実と発展に関する請願 |
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| 要旨 | 現在、幼稚園児の約八八%が私立幼稚園に通っており、私立幼稚園は幼児教育において極めて重要な役割を果たしている。子供の成長発達において、子供同士の育ち合い、子供一人一人に対する教師のゆとりを持った関わりは不可欠なものである。加えて、多様な支援を必要とする子供が近年増加しており、一人一人により時間を掛けて対応することが求められる状況となっている。二〇一九年十月から保護者負担は無償化されたが、幼稚園の教育条件を整えるための費用は以前のまま大きくは拡充されていない。小学校においては義務標準法が改正され、二〇二五年度にクラス定員が三十五人となった。また、少子化対策として二〇二四年度から保育園の保育士配置基準も四・五歳児は二十五人に一人、三歳児は十五人に一人と見直された。二〇一五年から子ども・子育て支援新制度が実施され、幼稚園設置基準の改正により二〇二六年度から三歳児までを含めて一クラス三十人となったが、子供たちの安全・安心を守るには不十分である。また、子供たちの安全・安心を確保するためには教職員が命と生活を脅かされることなく笑顔で子供たちに向き合えるような教育労働条件が欠かせず、そのためには教職員の大幅な増員が必要である。しかし、劣悪な労働条件が放置されたままのため、幼稚園教諭志望者が減少し教員を募集しても応募がない状況であり、このままでは幼稚園教育の崩壊を招きかねない。子供たちが安心して成長できるよう一刻も早い幼稚園の教育条件、教育労働条件の改善を求める。 ついては、次の事項について実現を図られたい。 一、どの子も幼児教育を受けることができるよう保護者負担を軽減するために、私立幼稚園や認定こども園に関わる費用は完全に無償化すること。 二、私立幼稚園の経営安定、安全・安心な保育ができる教育条件の改善のために、経常費助成補助を大幅に増額すること。 三、教職員の労働条件改善のために、人件費に充当される補助項目を拡充すること。 四、行き届いた幼児教育を行うために、幼稚園設置基準を三歳児十五名、四・五歳児二十名以下のクラス定員に改正すること。 五、「子ども・子育て支援新制度」へ移行した園において、教育・保育条件が現行水準より後退しないように、職員確保のための助成の拡充や、公定価格の増額を進めること。 六、幼児教育への株式会社の参入を認めないこと。 | ||