請願

 

第219回国会 請願の要旨

新件番号 498 件名 攻撃用長距離ミサイル・ドローンなどの全国配備の中止に関する請願
要旨  政府は、二〇二五年度中にも攻撃用長距離ミサイルを熊本県、静岡県を始め全国に配備しようとしている。さらに、来年度予算ではイスラエル製の攻撃用ドローンの購入や日英伊による戦闘機開発を始め、武器弾薬の確保、航空宇宙自衛隊(仮称)の新編など、軍事費ファーストと言うべき約九兆円に上る過去最大の軍事費を投入しようとしている。二〇二二年末に安保関連三文書(国家安全保障戦略、国家防衛戦略、防衛力整備計画)を閣議決定し、集団的自衛権による先制攻撃も可能とされる中で日本を戦場としかねない危険な分かれ道を突き進もうとしている。これでは、平和と国民生活を壊した戦前の歴史の苦い教訓を繰り返すことになる。憲法第九条を持つ国として、戦争の準備ではなく対話と外交によって戦争を避ける努力こそ必要である。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、「軍事費ファースト」で、平和・命・暮らしを壊す「大軍拡」と攻撃用ミサイルの全国配備を中止すること。

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