請願

 

第219回国会 請願の要旨

新件番号 342 件名 従来の健康保険証を復活させることに関する請願
要旨  今年十二月一日に全ての従来の健康保険証が有効期限を迎えた。政府は、有効期限切れの健康保険証を二〇二六年の三月末まで使用できるようにするなど混乱を避けるために様々な対策を取っているが、次々と変わる政府の方針に医療現場も国民も混乱している。医療現場では健康保険証の廃止後も有効であるはずの資格情報が無効となったり、マイナ保険証(マイナンバーカード)の有効期限切れが頻発するなどトラブルが続いている。マイナンバーカードを持ち歩くことの不安感や医療機関でのトラブルで安心して医療が受けられない状況の中、国民のマイナ保険証への不安は全く払拭されていない。全ての国民に保険者の責任で漏れや遅れなく自動で健康保険証が届く体制は、いつでも、どこでも、誰でも安心して医療が受けられる国民皆保険制度の根幹である。健康保険証の使用を存続すれば今起きている混乱や問題は全て解決する。安心して医療を受けられるようにするため、従来の健康保険証を復活すべきである。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、従来の健康保険証を復活させること。

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