| 新件番号 | 11 | 件名 | インボイス制度廃止と負担を軽減する二割特例及び八割控除の継続に関する請願 |
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| 要旨 | 長引く物価高が国民の生活を直撃し実質賃金が低迷する中で個人消費が冷え込んでいる。中小事業者は、人手不足や賃上げ圧力が強まる中で必死の努力を続けているが、価格転嫁はままならず経営悪化に拍車が掛かる状況である。インボイス制度によって課税業者にされた売上高一千万円以下の小規模事業者は、消費税を納めるために貯蓄を取り崩し、借入れをするなど苦しめられている。二〇二六年十月からインボイス制度の二割特例や八割控除などの負担軽減措置が廃止・縮小されれば、フリーランスや中小事業者の苦境が一層深まる。二〇二五年七月二十日に行われた参議院選挙では、物価高対策として消費税減税とインボイス廃止を掲げる政党が多くの議席を獲得した。消費税を増税し、インボイス制度を実施してきた自公与党は、衆参両院で過半数割れとなった。民意は消費税減税だけでなく、インボイス制度の廃止も求めている。 ついては、次の事項について実現を図られたい。 一、インボイス制度を廃止すること。 二、廃止されるまでの間、「二割特例」「八割控除」を継続すること。 | ||