請願

 

第217回国会 請願の要旨

新件番号 2951 件名 社会保障の連続削減中止、充実に関する請願
要旨  社会保障のためと言って消費税を増税しながら、社会保障の現状さえ維持せずに際限のない負担増と削減を進めようとしている。年金の実質引下げ・介護報酬の引下げ・高齢者医療の負担増に加え入院給食費の値上げ・生活保護の削減など、老いも若きも負担増ばかりである。国には憲法第二十五条に基づき社会保障を充実させる責任がある。そして、社会保障政策は経済成長にとっても有効であり、全国的な地方の活性化・雇用拡大にもつながる。消費税を増税しなくても、所得や資産の能力に応じた応能負担の原則に立った税制改革を行い、賃上げ・国民の所得を増やす経済政策に切り替えて税収を増やせば社会保障拡充の財源は十分確保できる。
 ついては、次の措置を採られたい。

一、社会保障の連続削減を中止し、年金、医療、介護、福祉の充実を図ること。

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