新件番号 | 825 | 件名 | 消費税を五%に引き下げることに関する請願 |
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要旨 | 安倍政権下で二度にわたる消費税増税が強行され、暮らしと経営に深刻な打撃を与えた。さらに、新型コロナウイルス感染症の拡大によって命と健康の不安、未曽有の経済危機が国民の暮らしと日本経済に暗い影を落とした。消費税は所得の少ない人ほど負担が重く、赤字経営の事業者にも容赦なく掛かるなど不公平な税制で本来廃止すべきものである。政府は全世代型の名で社会保障制度を切り崩し、コロナ禍においても公立・公的病院を減らそうとしていた。もはや社会保障のためとの大義名分は通用しない。ドイツではコロナ対策で消費税に当たる付加価値税を三%引き下げた。消費税減税は全ての国民に行き渡る最も有効な景気対策であり、その財源は巨額の内部留保を蓄え、巨大なもうけを上げる大企業や、株で大もうけしている富裕層に応分の負担を求めれば生み出せる。また、米国製兵器の爆買いや不要不急の大型開発予算を子育てや教育、社会保障、災害復旧など暮らしを支えるために使えば格差と貧困も是正される。 ついては、次の事項について実現を図られたい。 一、消費税率を五%に引き下げること。 |