新件番号 | 93 | 件名 | レプリコンワクチンの定期接種を中止することを求めることに関する請願 |
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要旨 | 昨年十月から、世界で初めて日本が承認したレプリコンワクチン(コスタイベ筋注用)の定期接種が始まった。このレプリコンワクチンは、自己増殖機能を持つ特徴があるほかに、接種者からの伝播(でんぱ)(シェディング)・排出・暴露リスクが国内外の有識者・学会などから指摘されている。情報公開と予防原則の観点から、レプリコンワクチンの定期接種について、以下五点の理由により中止を求める。(一)開発経緯、承認プロセス、安全性テストデータについてなど情報公開が不十分である。(二)レプリコンワクチンにおける接種者から非接種者にウイルスが感染する伝播のリスクに関する十分な臨床データが存在しない。(三)十分な説明がないままの接種は、医療における最も基本的な原則であるインフォームド・コンセントを根底から揺るがす。(四)レプリコンワクチンが日本国内のみで接種されることから、国内での接種者と非接種者との間で対立・分断が生じ、さらに、他国が日本人の入国を制限するリスクもある。(五)インバウンドへの影響だけでなく、輸出入規制措置などの国際問題や訴訟に発展しかねない。 ついては、次の事項について実現を図られたい。 一、レプリコンワクチンの定期接種を中止すること。 |