| 件名 | 北方領土返還促進に関する請願 | ||||
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| 新件番号 | 1248 | 所管省庁 | 外務省 | 内閣処理経過受領年月日 | R7.12.9 |
| 処理要領 | 戦後八十年となる今もなお、北方領土問題が解決されず、ロシアとの間に平和条約が締結されていないことは、誠に遺憾である。 令和四年二月のウクライナ侵略後、ロシアは、日本との平和条約に関する交渉を継続しないことを一方的に表明し、その後も再開に応じていないため、遺憾ながら、現在、平和条約交渉の見通しについて具体的に申し上げられる状況にはない。 北方領土問題は日露間の最大の懸案であり、政府の方針は、北方四島の帰属の問題を解決し、平和条約を締結することである。日露関係は引き続き厳しい状況にあるが、日露両国間での必要な意思疎通は続けていく考えであり、事態の打開に向けてロシア側と粘り強くやり取りを続けていく。 また、四島交流等事業の再開は日露関係における最優先事項の一つである。特に、北方墓参については、御高齢となられた元島民の方々の切実なお気持ちに応えるべく、人道的な性格を強調しつつ、ロシア側に対し、事業の再開を強く求めてきている。引き続き、特に北方墓参に重点を置いて、事業の再開に向けて全力で外交上の努力を傾注していく。 | ||||