第217回国会 請願の内閣処理経過
| 件名 | パーキンソン病の治療研究支援及び医療費助成制度の改善に関する請願 | ||||
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| 新件番号 | 364 | 所管省庁 | 厚生労働省 | 内閣処理経過受領年月日 | R7.12.9 |
| 処理要領 | 一 パーキンソン病に関する研究については、厚生労働科学研究費補助金難治性疾患政策研究事業において、診断基準や診療ガイドラインの作成及び改訂を行い、これらの普及を図るとともに、疫学研究や生活の質の調査等を行っている。また、国立研究開発法人日本医療研究開発機構の難治性疾患実用化研究事業において、病態の解明や治療法の開発を目指す研究を実施している。パーキンソン病に係る研究も含め、難病の治療法の開発等に関する研究事業について、令和七年度予算においても約百億円を計上しており、引き続き、研究開発を推進してまいりたい。 二 パーキンソン病に付随して発生する傷病に対する医療費助成については、パーキンソン病の患者を含めた指定難病の患者に対する特定医療費の支給として、難病の患者に対する医療等に関する法律（平成二十六年法律第五十号）第五条第一項及び難病の患者に対する医療等に関する法律施行規則（平成二十六年厚生労働省令第百二十一号）第三条の規定に基づき、指定難病及び当該指定難病に付随して発生する傷病に関する医療を対象に実施しており、国の補助を受け、公益財団法人難病医学研究財団が実施する難病情報センター事業においてホームページ等で周知している。引き続き、特定医療費助成制度の正しい理解と運用が図られるよう、周知徹底に努めてまいりたい。 三 特定医療費受給者証の交付申請手続については、これまで、受給者証の指定医療機関の名称の記載方法について、「○○県の指定医療機関」といった包括的な記載とすること等により、利用する医療機関を追加・変更する際の手続を不要とする等、負担軽減を図ってきた。また、診断書のオンライン提出の取組を進めるとともに、マイナポータルを活用した申請手続の検討も進めており、今後も、交付申請手続の簡素化・効率化に取り組んでまいりたい。 | ||||