新件番号 | 130 | 件名 | 国・自治体の責任を堅持・拡充し、保育・学童保育の基準・施策の抜本的改善と予算増額を求めることに関する請願 |
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要旨 | 国は、異次元の少子化対策としてこども未来戦略を打ち出し、四・五歳児の職員配置基準改善がようやく実現した。しかし、期限の定めのない経過措置の設定や一歳児の配置基準改善の先送りなど、配置基準は国際的にも貧しいままである。更なる改善とそのための財源確保は緊急の課題である。誰もが安心して子供を産み育て生き生きと働ける社会、子供たちが大切にされ未来に希望を持てる社会の実現を求める。そのためにも、日常的に子供の育ちと子育て家庭を支える社会資源としての保育・学童保育の維持・拡充は不可欠である。全ての子供の権利を保障することは国・自治体の責任である。明日を待てない子供たちのために、子供のための予算を今すぐ増やし、全ての子供に安心・安全で質の高い保育と健やかな育ちが等しく保障されることを求める。 ついては、次の事項について実現を図られたい。 一、全ての子供の権利を保障するために、国・自治体の責任を堅持・拡充して、保育・学童保育の基準・施策を抜本的に改善し、予算を増額すること。 1 一歳児の職員配置基準を始め、全ての年齢の配置基準を更に改善すること。 2 保育・学童保育において、子供のために十分な保育士・職員を確保できるよう、賃金・処遇・労働条件を抜本的に改善すること。 3 給食費も含め、全ての子供の保育料を無償にすること。 二、子育て支援施策は、国・自治体の責任の下で、子供の権利が保障され、誰もが安心できるよう、十分な人と予算を付けること。 |